よくある質問
ホイールのテストのやり方、スクロールの速さ、遅くなる理由、感度の変え方。あわせて、日本でよく使われるマウスの不調と対処法もまとめています。
ロジクールのマウスで、ホイールが飛んだり逆走することがあります。故障ですか?
MX Master 3S や G502 などで報告の多い症状で、まずエンコーダーの汚れが疑われます。ホイールの溝に詰まった毛やほこりで接点が不安定になり、指とは逆方向のティックが混ざります。圧縮空気と、綿棒にイソプロピルアルコールを含ませたもので清掃してからこのテストを30秒実行してください。逆スパイクが消えていれば汚れが原因、残るなら保証・交換の手続きを検討する段階です。
マウスホイールはどうテストしますか?
このページを開いて時間を選び、開始を押します。テストエリア内でマウスホイールを上下に、普段どおりの一定のペースで回してください。実行中のすべてのホイールイベントが記録され、終わると 0–100点のホイールヘルススコア、逆スパイク数、ストロークの一貫性、エンコーダーの種類が表示されます。10秒の実行で手軽にスクリーニングでき、30〜60秒なら確信の持てる診断になります。
Windows 11 と macOS で、スクロールの速さ(ホイールの回転数)はどう変えますか?
Windows 11 は「設定 → Bluetooth とデバイス → マウス」にある「ホイールを回したときに移動する行数」で変えられます(Windows 10 は「設定 → デバイス → マウス」)。macOS は「システム設定 → マウス」の「スクロール速度」です。行数を増やすと1回の回転で大きく動くので、設定を変える前後にこのテストを実行して、ティックが欠けていないかを確かめましょう。
日本で購入したマウスの保証・修理はどうすればいいですか?
購入店の返品・交換窓口と、メーカーのサポート受付の2通りがあります。ロジクール製ならロジクール日本サポートが窓口です。レシートと保証書を用意してから、製品ごとの保証期間を確認してください。Amazon.co.jp や楽天での購入は返品期限内なら交換がスムーズで、ヨドバシカメラやビックカメラで買ったものは店頭対応が早い場合があります。申し込み前に診断レポートを CSV で書き出し、スコアと異常件数を添付すると話が進みやすくなります。
スクロールテストとは?
スクロールテストは、マウスホイールの健康診断です。ブラウザは各ホイールイベントを縦デルタ・横デルタ・deltaMode とともに報告するので、テストはそれらのティックがどれだけ一貫して届くかを測ります。反転して届くものがないか、各バーストが滑らかに積み上がるか、デルタが通常のノッチ値の周りにどれだけ集まるか。結果は 0〜100点で、90点以上ならクリーンなエンコーダーです。
マウスホイール テストの実施方法は?
タッチパッドではなく本体のマウスを使い、人差し指と親指でホイールを持ち、タイマーが回っている間は回し続けてください。上下には自由に回してかまいません。判定の対象は、一貫した連続の中にぽつりと混ざる反対符号のティックだけです。清掃の前後に数回ずつ測って、スコアを比べてみましょう。
どれだけ速くスクロールテストできますか?
目標速度はありません。普段のスクロールのペースで記録してください(通常は毎秒、数ノッチほどです)。叩きつけるのではなく転がすように — 速すぎてティックが溶け合うと、検出しようとしているバウンスがかくれてしまいます。大切なのはリズムです。ホイール速度は実行全体で一定を保ち、急に 0 イベントへ落ちるなら、エンコーダーがティックを飛ばしています。
なぜスクロールが遅いのですか?
ほとんどは、マウスが遅いのではなくエンコーダーが汚れていることが原因です。ホイールの溝にほこり・毛・皮脂が溜まると、接点がノッチを見逃してページが指に追いつかなくなります。無線のバッテリー切れ、負荷のかかったブラウザのタブ、ノッチあたりの行数設定の低さも重なります。圧縮空気とイソプロピルアルコールで清掃すれば、多くのホイールは数分で復活します。
マウスホイールを速くできますか?
はい。OS のマウス設定でノッチあたりの行数を増やし、スムーズスクロールや加速スクロールを有効にし、ティックを落とさないようエンコーダーを清掃してください。フリースピン/無限スクロールのモードがあるマウスなら、ロックを解除すると小さな振るだけで長く滑ります。ゲーミングマウスのメーカー製ソフトでは、スクロールのステップ量も設定できます。
スクロールの感度を下げるには?
OS のスクロール速度を下げます。Windows はマウス設定でノッチあたりの行数を小さく、macOS はシステム設定でスクロール速度を下げます。ゲーミングマウスならメーカー製ソフトでステップ量を短くし、チルトホイールや加速はオフに。設定を変えても跳ね返りが消えない場合は、設定ではなくエンコーダーの清掃が必要です。
速くスクロールするには?
長いページではノッチあたりの行数を増やし、フリースピンのホイールは解除モードにして転がす代わりに振るか、スクロールバーを直接ドラッグします。キーボードのほうが速い場合も多いです。Space や Page Down は画面を1つ分、矢印キーは1行ずつ、Home と End は先頭と末尾へ移動します。あとでこのマウスホイール テストを実行して、すべてのティックが報告されているか確かめましょう。
ノッチ付きホイールとフリースピンホイールの違いは?
ノッチ付きは1ノッチごとにデトント(カチッという抵抗)があり、止まる位置がはっきりしています。フリースピンは抵抗がほぼなく、指を離した後も回り続けます。MX Master のように、切り替えスイッチで両方を使える製品もあります。このテストではノッチ被覆率で自動的に分類され、ノッチ式は 70% 以上、フリースピンは低い被覆率と、滑らかにばらつくデルタとして表示されます。
DeltaY とは何ですか?
ブラウザが1つのホイールイベントとして報告する、符号つきの縦方向の移動量です。通常はノッチ1回ごとに同じ大きさの値(Windows では ±100 や ±1 など)が繰り返し出ます。同じ方向に回しているのに符号が裏返る = 逆スパイクで、エンコーダーが誤作動しているサインです。ライブダッシュボードの「直近の DeltaY」を見ながら回すと、値の乱れがその場でわかります。
エンコーダー(ホイール)の汚れは自分で直せますか?
大半は自力で直ります。電源を切ってホイールを外し(多くのマウスは側面のカバーをめくれば抜けます)、溝に圧縮空気を吹き込みます。取れないときは、綿棒にイソプロピルアルコールを含ませて接点のスロットを拭いてください。分解する前にこのテストを実行してスコアを残し、清掃後にもう一度測れば、効果があったかを数字で確認できます。
Excel やスプレッドシートで、ホイールのスクロールが使いにくいのですが
Excel は行単位で動くため、1ノッチあたりの行数が少ないと広い範囲に移動できません。Windows の「マウス」設定で「ホイールを回したときに移動する行数」を増やせば1回で大きく動きます。逆に数行ずつ精密に送りたいときは、行数を1〜2行まで下げます。Google スプレッドシートや Excel では Ctrl + ホイールで拡大縮小もできるので、「スクロールしているのに拡大される」現象が出たら、Ctrl が押されていないか先に確認してください。
Chrome や Edge でスクロールが変なときは?
Chrome と Edge は Ctrl + ホイールでページが拡大縮小するので、スクロールのつもりでズームして「思い通りに動かない」と感じることがあります。拡大率は Ctrl + 0 で100%に戻せます。ズーム率はホイールの判定にほぼ影響しないので、100%に戻した状態でこのテストを実行してください。スコアが落ちるのにズームやページ表示に問題がないなら、原因はブラウザではなくエンコーダーです。
YouTube やニコニコ動画、X(旧 Twitter)でのスクロールがうまく合いません
動画サイトは1画面に描く要素が多いため、ティックが細かいほど気持ちよく動きます。YouTube では K キーで再生/一時停止、J と L で10秒シーク、矢印キーで5秒ずつ進められるので、位置を微調整したいときはホイールよりキーのほうが速いです。X では1ノッチの移動が大きいと投稿を飛ばしすぎるため、OS の行数設定を1〜3行に絞ると読みやすいでしょう。まずこのテストで、ティックが欠けていないかを確認してから設定をいじってください。
ゲーミングマウスのホイールは長持ちしますか?
ロジクール G502 のようなゲーミングモデルは、金属パーツや着脱できる重り付きホイールを採用していることが多く、一般のマウスより丈夫な傾向があります。一方で、FPS でホイールを武器切り替えに使うと回数がたまるので、ノッチの感触が鈍ってくるのも早くなります。思い切り振る使い方は接点に負荷がかかるため、週に1回このテストを30秒実行してスコアの推移を見ておくと、交換の目安になります。